領外[語句情報] »
領外
「領外〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
領外の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
の敵なる独逸の秘密探偵として日本に潜入したものであるとなし、彼が日本から追われて
領外に出るのを待って殺そうという計画を立てた。大英帝国ともあるものがじつに卑怯千....
「三国志」より 著者:吉川英治
かった、秘密の予備軍があることを初めて明らかにした。それは荊州以来、禄を送って、
領外の随所に養っておいた浪人部隊と、南方そのほかの異境から集めて、趙雲や馬忠など....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
去年は正季どののおやしきで、あなたさまも夫婦の者へ会うてやり、あの大あらしの夜を
領外へと、見送って上げた程ではございませんか」 「いやあの折も、二度と故郷へは立....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
たがわず、三木城の別所|長治の手勢にちがいないものが約三百名、北方二里ほど先のご
領外まで潜行しており、あの辺の林や山に潜んで、ひたすらこの御着の城内から内応の合....