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頭書
「頭書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
頭書の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
えさえなくば叔父が自分の居室とする所で有ったが叔父は秘密などのある室は否だとて到
頭書斎に充《あ》てたのだ、室の内部は三所に仕切って有って書斎には余り都合が好くな....
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
三月生 大正六年三月二十日拘留 大正七年七月九日東京地方裁判所第一審判決 右者
頭書被告事件に付、控訴中の処、本日午前八時より同時十分迄の間に於て、巡警看守の隙....
「石狩川」より 著者:本庄陸男
ずから七名の家臣をひきつれ、支配地授受のため折柄開庁した函館の仮役所に出向いた。
頭書によって、ときの開拓判官は、「石狩国空知郡ノ内、ナエイよりナイまでの土地を分....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の致すところなり云々〉。本朝にも弥勒の名を仮りて衆を乱せし事歴史に見ゆとありて、
頭書に『輟耕録《てっこうろく》』二十九にも出《い》づとあるから取り出し読むと、果....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
拾い上げた途端に、端の折れ返った表を見ると、
「次第御免」
と真中に大きく、
頭書《とうしょ》には、
「名古屋|分限《ぶげん》見立角力《みたてずもう》」
....
「肝臓先生」より 著者:坂口安吾
社会健康保険組合員三月分報酬請求書の件 貴医御提出標記請求書中、左記患者に対し
頭書の通り葡萄糖注射を行われあるも、右注射使用の理由具体的に夫々御回答|煩度及照....