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頭椎
「頭椎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
頭椎の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
、精巧な織模様のある着物であった。彼は身仕度をすませると、壁の上の武器の中から、
頭椎《かぶつち》の剣《つるぎ》を一振《ひとふり》とって、左の腰に結び下げた。それ....
「日輪」より 著者:横光利一
を聞くと立ち上った。 「爾は誰か?」 若者は立停ると、生薑を投げ捨てた手で剣の
頭椎を握って黙っていた。 「爾は誰か。」と再び大兄はいった。 「我は路に迷える者....