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頭立つ
「頭立つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
頭立つの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「伯爵の釵」より 著者:泉鏡花
返った正面の階の傍に、紅の手綱、朱の鞍置いた、つくりものの白の神馬が寂寞として一
頭立つ。横に公園へ上る坂は、見透しになっていたから、涼傘のままスッと鳥居から抜け....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
氏を具して数人の属官と共に久万山へ赴いた。そうして、租税課出張所において二、三の
頭立つ者を呼んで説諭しようとしたが、誰れも出て来ない。かえって総勢はその出張所の....
「三国志」より 著者:吉川英治
った。 張角は、その弟子たちを、三十六の方を立たせ、階級を作り、大小に分かち、
頭立つ者には軍帥の称を許し、また方帥の称呼を授けた。 大方を行う者、一万余人。....