頭身[語句情報] »
頭身
「頭身〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
頭身の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「羅生門」より 著者:芥川竜之介
暫時《ざんじ》は呼吸《いき》をするのさえ忘れていた。旧記の記者の語を借りれば、「
頭身《とうしん》の毛も太る」ように感じたのである。すると老婆は、松の木片を、床板....
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
神原兄弟と心を合せて御家老職を欺き、剰さえ御舎弟様を手前が毒害いたそうなどと、毛
頭身に覚えない事で、殊に渡邊織江を殺害いたしたなどと」 梅「黙れ此の梅三郎が宜く....
「心霊殺人事件」より 著者:坂口安吾
、つけたのも、事件発覚後電話をかけに部屋をでた唯一の人物も糸子であった。糸子は八
頭身ぐらいの立派な身体で、相当に腕力もありそうだから、ツカも通れと短剣を刺しこむ....
「あなたも私も」より 著者:久生十蘭
でいたので、アシカのようなからだつきになった。いちど、裸でいるところを見たが、八
頭身どころの段ではなく、下手なニュウ・ファッションの服なんか着せるのはもったいな....