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「頼豪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

頼豪の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
は法性寺へ出向いてみると、阿闍梨はその怨念が鼠になったとか伝えられる昔の三井寺の頼豪《らいごう》のように、おどろおどろしい長髪の姿で寝床の上に坐っていた。清治の....
十二支考」より 著者:南方熊楠
たまま死んだという(コックスの『民俗学入門』四三頁)。本邦でも『太平記』に見えた頼豪《らいごう》阿闍梨《あじゃり》、『四谷怪談』のお岩など冤魂が鼠に化けたとした....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
声 翁 樵る人も無くこけし神の木 友五 是などは鼠は頼豪阿闍梨などの聯想もあって、一つの物語風の作意であったかと思われるが、神木が自....