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頽雪
「頽雪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「名娼満月」より 著者:夢野久作
放して家の外へ飛び出せば、本堂の中は真暗闇となって、聞こゆるものは砂ほこりの畳に
頽雪るる音ばかりとなった。 なれども銀之丞はちっとも驚かなかった。こっそりと渡....
「水と骨」より 著者:佐藤垢石
。これは場所によって岩質の関係もあろうが、初夏から真夏へかけて東南の雨風を受け、
頽雪の状態を頻繁に起こすからである。
頽雪が岩を削る力は恐ろしいもので、岩の凹みを....