題辞[語句情報] » 題辞

「題辞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

題辞の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
倫敦塔」より 著者:夏目漱石
この怨《えん》、この憤、この憂と悲の極端より生ずる慰藉《いしゃ》と共に九十一種の題辞となって今になお観《み》る者の心を寒からしめている。冷やかなる鉄筆に無情の壁....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
だめ》や塵溜《ちりだめ》を心の底に持っている。わしは今の時代に、不潔な清潔という題辞を与えてやりたい。なにマリユス、怒ってはいけないよ。わしに少し言わしてくれ。....