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顎を出す
「顎を出す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
顎を出すの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道標」より 著者:宮本百合子
さ。――」
素子は、左手で肱を支えるようにしてタバコをもっている手はそのまま、
顎を出すようにした。
「こうやって歩いている連中の様子からしておととしとまるっき....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
サッとまた笊を、空へ、コラサッである。 色っぽい、色っぽい。 「やははい。」と
顎を出す、眼で挑む、「旦那やア。」となる。 それ逃げ出せと、甲虫の突進だ。 ....