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顔を直す
「顔を直す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
顔を直すの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
わないであろう。
浪路は、上※《じょうろう》に似げない性急さで、髪をかきつけ、
顔を直すと、立ち上って、
「さ、甚太郎、案内しや――大方山ノ宿と聴いた。そこまで....
「橋」より 著者:池谷信三郎
うに明るく笑い、マクラメ・レースの手提袋から、コンパクトをとりだして、ひととおり
顔を直すと、いきなりポンと彼の鼻のところへ白粉をつけたりした。 ――私のお友だち....