顔汚し[語句情報] » 顔汚し

「顔汚し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

顔汚しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
足迹」より 著者:徳田秋声
いていたお庄の不乱次を言い立てた。 「田舎へでも知れて見ない。それこそ親類のいい顔汚しだぞえ。」 叔父は傍に黙っていた。 「お安さあも、年中傍についていて、何....
源氏物語」より 著者:紫式部
運命を生まれながらに持っていたものか、卑しい性格の叔母君であった。自身が、家門の顔汚しのように思われていた昔の腹いせに、常陸《ひたち》の宮の女王を自身の娘たちの....