顔淵[語句情報] » 顔淵

「顔淵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

顔淵の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
和《ニンワ》」ニンナ、「輪廻《リンヱ》」リンネ、「因縁《インエン》」インネン、「顔淵《ガンエン》」ガンネン。ただし「ん」がm音であったものはマ行音となる。「三位....
弟子」より 著者:中島敦
。それは決して嫉妬《しっと》ではない。(子貢《しこう》子張輩《しちょうはい》は、顔淵《がんえん》に対する・師の桁外《けたはず》れの打込み方に、どうしてもこの感情....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
初九爻を引いて人を諭した。「不遠復无祗悔」の爻である。過を知って能く改むる義で、顔淵の亜聖たる所以は此に存するというのである。抽斎はいつもその跡で言い足した。し....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
楽に韜晦していた。二葉亭はこの両川の薫陶を受けたが、就中古川に親近して古川門下の顔淵子路を任じていた。その性格の一部が古川に由て作られたのは争われない。 当時....
孔子」より 著者:和辻哲郎
孔子|対えて曰く、政とは正なり、子|帥いて正しければ孰か敢えて正しからざらん。(顔淵、一七) 季康子政を孔子に問いて曰く、如し無道を殺して有道を就(成)さば何如....