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顔違い
「顔違い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
顔違いの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「高台寺」より 著者:宮本百合子
女将《おかみ》さんが煎茶道具をもって登って来た。 「ようようお見やしたか」 「
顔違いがしてしもて、偉い難儀しました」 章子が笑いながら京都弁で答えた。 「あ....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
から脱出して来たらしい。 婦人客たちは、久しぶりに帽子をかぶったので、すっかり
顔違いがしてまるで別人のようだ。みんな悪戯好きらしい眼つきをして歩道の石畳を蹴っ....