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顔面神経痛
「顔面神経痛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
顔面神経痛の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旅からのはがき」より 著者:水野葉舟
それから、実に寒い。まだどこを見ても雪ばかりだ。目が痛いようだ。僕どうしたのか、
顔面神経痛にかかったらしい。右の半面が痛んでならない。やはり寒いせいだろう。 ....
「犂氏の友情」より 著者:久生十蘭
すッこけて、色の褪めた壁紙のような沈んだ顔色をした、二七、八の青年である。ひどい
顔面神経痛で、時々、ギクシャクと頬を痙攣《ひきつ》らせる。狂信者によく見る、おれ....
「和製椿姫」より 著者:大倉燁子
された。彼の変り果てた様子にまず一驚を喫してしまったのである。すっかり憔悴して、
顔面神経痛ででもあるように、絶えず眼と口を引きつらしている。 私は久々の挨拶も....