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顕昭
「顕昭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
顕昭の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
の世に何の益をもなさで今後も甲斐なく年を経るであろうかと歎じたのである。然し歌は
顕昭|阿闍黎《あじゃり》の論じた如く、詩は祇園南海の説いた如く、其裏に汲めば汲む....
「我が教育の欠陥」より 著者:新渡戸稲造
学が、大陸または亜細亜《アジア》の科学哲学に優れるものありとすれば、則ちこの智識
顕昭の裏面には深因の存するものあるが故なり。その原因はこれを一言にして挙ぐるを得....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
は、六条家がすぐれていて、『詞花集』を撰んだ六条顕輔、その子|清輔、またその弟|
顕昭法橋らが殊に大家であった。彼らは俊頼・基俊の世を去った後は事実上一代の棟梁で....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
をした。時鳥はそれを催促して、今でもトッテカケタカと啼くのだといっている。俊頼や
顕昭の盛んに古歌を解説した時代には、果して京都でもそう啼いたものか否かは知らぬが....