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類聚名物考
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類聚名物考の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
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「十二支考」より 著者:南方熊楠
《さねもと》卿、男女の習い旅宿の徒然《つれづれ》一夜の忘れ形見なりと見えるが、『
類聚名物考《るいじゅめいぶつこう》』四十に『異本曾我物語』に「この虎と申す遊君は....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
を取った者は、必ず後嗣|亡《な》しと(同氏の『グジャラット民俗記』一四〇頁)。『
類聚名物考』七は『輟耕録』を引いて、宋帝の後胤《こういん》趙生てふ貧民が、木を伐....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
こわ》くなるは常の習いなるに、夏姫は術を得て、三度まで若返りたるという事なり(『
類聚名物考』一七一)。仏典に名高い得叉尸羅《たくしゃしら》城の青蓮尼、十七世紀に....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
っかち》雌猿に劣れるを示したと出づ。それから意馬心猿《いばしんえん》という事、『
類聚名物考』に、『慈恩伝』に〈情は猿の逸躁を制し、意は馬の奔馳《ほんち》を繋《つ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
らぬ。白居易作、敢諫鼓の賦あり。『包公寄案』には屈鼓とした。冤屈を訴うる義だ。『
類聚名物考』二八五に土御門《つちみかど》大臣「君が代は諫めの鼓鳥|狎《な》れて、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
もまた財宝を埋めた穴に棲《す》む事あるより、時に伏蔵を守ると信ぜられたのだ。 『
類聚名物考』三三七に『輟耕録《てっこうろく》』から引いて、趙生なる者貧しく暮す、....