顧みて他を言う[語句情報] » 顧みて他を言う

「顧みて他を言う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
青年」より 著者:森鴎外
治で繕っているらしい。そんな人柄なので少し話を文学や美術の事に向けようとすると、顧みて他を言うのである。ようようの思でこの人に為て貰った事は巴里の書肆へ紹介して....
日本男子論」より 著者:福沢諭吉
皮《てつめんぴ》の乃父《だいふ》も答うるに辞《ことば》なく、ただ黙して冷笑するか顧みて他を言うのほかなし。即ちその身の弱点《よわみ》にして、小児の一言、寸鉄|腸....