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「風に柳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

風に柳の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
わが町」より 著者:織田作之助
売上げが飛んでしもうた。 ヤトナの儲けでどうにか食いつないでいるものの、そんな風に柳吉の使い方がはげしいので、だんだん問屋の借りも嵩んで来て、一年辛抱した挙句....
三枚続」より 著者:泉鏡花
人の背に揺れかかって真白な腕は逆に、半身|捻れたと思うと二人の者に引立てられて、風に柳の靡くよう、横ざまに身悶えした、お夏はさも口惜しげに唇を歪めたが、眦をきり....