風の又三郎[語句情報] » 風の又三郎

「風の又三郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

風の又三郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
風の又三郎」より 著者:宮沢賢治
しうごいたようでした。 すると嘉助がすぐ叫びました。 「ああわかった。あいつは風の又三郎《またさぶろう》だぞ。」 そうだっとみんなもおもったとき、にわかにう....
風野又三郎」より 著者:宮沢賢治
からやっとまじめになって、 「又三郎だい。」とぶっきら棒に返事しました。 「ああ風の又三郎だ。」一郎と耕一とは思わず叫んで顔を見合せました。 「だからそう云った....
街はふるさと」より 著者:坂口安吾
。時々ね、よむのを止してボンヤリしていることがあるのよ」 「なにを読んだね」 「風の又三郎。兄さんが、それを読んできかせてッて。童話ッて、みんな、あんなに悲しい....
啄木と賢治」より 著者:高村光太郎
は病気でねている時に書いたのですが、今日でも多くの人に救と力とを与えています。「風の又三郎」を映画で見た事がありますか。あの童話も宮澤賢治の作ったものです。此詩....