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「風之〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

風之の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
猿飛佐助」より 著者:織田作之助
熱い!」 と、妙なことを口走って、子分共を叱り飛ばした。 すると、手ふいごの風之助という、吹けば飛ぶようなひょうきんな男が、 「親分、肩の凝りなら、灸よりも....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、白檀張《びゃくだんば》りの床の間とも見える板の表には、 平等大慧音声法門 八風之中大須弥山 五濁之世大明法炬 いともおごそかに筆が揮《ふる》われているの....
源氏物語」より 著者:紫式部
|蓋《けだ》し少なし」(|落葉俟微※以隕《らくえふびふうをまつてもつておつ》、而風之力蓋寡《しかうしてかぜのちからけだしすくなし》、|孟嘗遭雍門而泣《まうしやう....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
んぞうこうもく》』蓬草子の条下でいうには「其飛蓬ハ乃チ藜蒿ノ類、末大ニ本小ナリ、風之レヲ抜キ易シ、故ニ飛蓬子ト号ス」とある。また中国の他の書物には「其葉散生シ、....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
り候に、松の枝のさかり候を、をしのけてとをり候様もてあまさぬ見かけにて候つる。松風之時は、但馬殿も我なから我をわすれられ候|哉、さて上手かなと被申候つる、藤永、....