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風信
「風信〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
風信の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「風野又三郎」より 著者:宮沢賢治
つでも、うまい工合《ぐあい》に気象台を通るようになるんだ。すると気象台の風力計や
風信器や置いてある屋根の上のやぐらにいつでも一人の支那人の理学博士と子供の助手と....
「四月馬鹿」より 著者:渡辺温
は、片瀬で自動車を乗り棄てると、先刻から富士の秀麗を讃嘆しようが、春の海の香りが
風信子よりもすぐれていはすまいかと同意を求めようが、更にエミ子が取り合ってくれな....
「クリスマス・カロル」より 著者:ディケンズチャールズ
彼等はよく覚えている小路を取って、大通りを離れた。すると、間もなく屋根の上に
風信機を頂いた小さな円頂閣のある、そして、その円頂閣に鐘の下がっている、どす赤い....
「レモンの花の咲く丘へ」より 著者:国枝史郎
王の袍に似た、金繍のヘリある雲の一群がじっと動かずに浮かんでいる。その雲の上には
風信子石のような星が唯一つ、淡く光っているが、やがて日が沈みきると一緒にダイヤモ....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
を取り巻くな。
木の葉に止まる雨蛙も、草むらにいる※も、
間拍子をまちがえるな。
風信旗(一方に向きて。)
願ってもない寄合ですね。
よめ入盛の方ばかりだ。
男の....