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風切り
「風切り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
風切りの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「剣侠」より 著者:国枝史郎
を取り巻いて、博徒らしい五人の荒くれ男と、博労らしい四人の男とが、傍若無人に肩で
風切り、往来の左右に佇んで、一種怖そうに一種好奇的に、この一団を眺めながら、噂し....
「木彫ウソを作った時」より 著者:高村光太郎
ているのは、ウソの身体の中で、一番|颯爽としているところだ。胸の羽毛は斂めた翼の
風切りの上へまでぱらぱらとかぶさる。背中の蓑毛と胸の羽毛の下からこの
風切りが、も....