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風害
「風害〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
風害の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
き、さしも木の国と呼ばれし紀伊の国に樹木著しく少なくなりゆき、濫伐のあまり、大水
風害年々聞いて常事となすに至り、人民多くは淳樸の風を失い、少数人の懐が肥ゆるほど....
「天災と国防」より 著者:寺田寅彦
験を大切に保存し蓄積してその教えにたよることがはなはだ忠実であった。過去の地震や
風害に堪えたような場所にのみ集落を保存し、時の試練に堪えたような建築様式のみを墨....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
農村問題・寄付行為其他 三位一体の改組その他 罷業不安時代 パンフレット事件及び
風害対策 高等警察及び冷害対策 試験地獄礼讃 免職教授列伝 ギャング狩り 膨脹す....
「百姓弥之助の話」より 著者:中里介山
威とを知ることでもある。 常に日を拝む百姓では駄目である。日照、霖雨《りんう》、
風害には、これと戦つて勝つ機械化した農でなければならぬ。 それには、国民を総動員....
「新春偶語」より 著者:寺田寅彦
うすれば凶作問題なども自ずから解決の途につくはずであろう。 凶作のみならず水害
風害あるいは地震や火事の災害を根本的に除くためには、やはり同様な恒久的施設が必要....