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「風師〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

風師の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
岷山の隠士」より 著者:国枝史郎
唯一絶対ですが、その功用は水火木金土、その気候は春夏秋冬、日月星辰を引き連れて、風師雨師を支配するものと、私はこんなように承わって居ります」 「ふうん、大変むず....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
に、見て行こうか」 「ばかな、一里も沖の船島の試合、見ゆるわけはない」 「いや、風師山へ登れば船島の磯の松すら見える。確とは分らいでも、その日のお船手の固めや、....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
しょう。以前とは地形もまるで変っているし、特に見る物は何もありません。それよりは風師山へ登って、眼の下に大観すれば、かえって往時を想像するにはいいかもしれません....