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風流韻事
「風流韻事〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
風流韻事の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
たんざくなるものが尋常普通の品ではないので、仙骨《せんこつ》を帯びだしたご老体は
風流韻事の感懐を託したみそひと文字、血のけの多いあで人たちはいわずと知れた恋歌。....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
こう》あり、毛氈《もうせん》あり、文台がある。山陽、東坡のやからすら企て及ばざる
風流韻事の果報なり、と心を躍《おど》らせずにはおられません。 「時に、玉蕉先生、....
「雪の宿り」より 著者:神西清
も、お歳こそ七十ぢかいとは申せまだまだお壮んな頃で、かねがね五山の学衆の、或いは
風流韻事にながれ或いは俗事|政柄にはしって、学道をおろそかにする風のあるのを痛く....
「円朝花火」より 著者:正岡容
では、今夜川田小一郎、渋沢栄一などときの紳商に圓朝をまじえた人たちが、夜を徹して
風流韻事を語り明かそうという。いつか、日本の芸界で市川團十郎、尾上菊五郎、常磐津....