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「風災〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

風災の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
柿の種」より 著者:寺田寅彦
る事で書いてないことがたくさんあるようである。 たとえば手近なところで震災火災風災に対する科学的常識とか、細かいことではたとえば揮発油取り扱いの注意とか、誤っ....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
義金の意義は充足されるのである。 之は何も東北凶作の義金の場合に限らず、関西の風災害の場合もそうだったし又遠く関東震火災の時にもそうであった。現に国防義金もそ....
颱風雑俎」より 著者:寺田寅彦
統計はやはり災害対策の基礎資料として是非とも必要なものであろうと思われる。 颱風災害防止研究機関の設立は喜ぶべき事であるが、もしも設立者の要求に科学的な理解が....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
、火、空気のその身に適せざるために死するもの幾千万あるを知らず。また水災、火災、風災のために、毎年人の生命を失うものいくばくあるを知らず。もし、神は人に生を与う....
西航日録」より 著者:井上円了
余おもうに今回のことたるや、人災と名づくべきものならんか。果たしてしかりとせば、風災、火災、人災の三災に逢遇せりといわざるを得ず。 十三日午前五時半、汽船すで....