風神[語句情報] »
風神
「風神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
風神の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
金道士が仮想していた、元素精霊には違いない。そして今までは、水精と扉を開いた水、
風神と倍音演奏――と云っただけの、云わば要素的な符合しか判ってはいなかったのだ。....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ャニ惧《おそ》れて腰まで地中に埋め苦行して、シワ神に救いを求む。シワその志を感じ
風神ナラダして真言を彼女の耳に吹き込ませたに、ナラダこれをその子宮に吹き込む。因....
「連環記」より 著者:幸田露伴
の人であったのである。そこで宋主(真宗)は日本の国体に嘆美|措く能わず、又寂照の
風神才能に傾倒の情を発して、大にこれを悦び、紫衣束帛を賜わり、上寺にとどめ置かせ....
「対話」より 著者:宮本百合子
この掌に伝わる頼もしい震動はどうだ。(下を瞰下し)ふむ。感じの鋭い空気奴、もう南
風神に告げたと見える、雲が乱れる。熱気が立ち昇る。 ミーダ(下を覗きつつ、段々亢....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
は、多分今夜、西北風《ミストラル》でもってこのリヴィエラ一帯を吹き荒らそうとする
風神《ゼフィロス》の前芸なのであろう。 七、ニース市の光栄、海上より貴人の一行....
「古事記」より 著者:武田祐吉
ある。各稱の下の數字は本書のページ數である。 祭祀 鎭火祭 道饗祭 身禊
風神祭 誓約 天の岩戸 祓 收穫の神の系譜 新嘗祭 神宮神社 草薙の大刀 須賀....