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風草
「風草〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
風草の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
山のきわまで続いていた。
「行けますがね、それは浜伝いのほうが趣がありますよ。防
風草《ぼうふ》でも摘みながらいらっしゃい。川も渡れます、御案内しましょう」
と....
「白蟻」より 著者:小栗虫太郎
ても樹の葉の形には、むしろ病的と云えるほどに、鋭敏な感覚をもっていた。しかし、松
風草の葉ようなものは、ちょうど心臓を逆さにして、またその二股になった所が、指みた....
「西航日録」より 著者:井上円了
古戦場にして、当時戦勝記念に建立せし寺院、今なお存せり。 車行数里入田園、処処春
風草色喧、欲問一千年古跡、牧童教我杏花村。 (車で行くこと数里にして田園に入る。....