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風葬
「風葬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
風葬の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大和路・信濃路」より 著者:堀辰雄
もっていたような素朴な他界信仰からも完全にぬけ出してきたのです。――一方、火葬や
風葬などというものが流行《はや》ってきて、彼等のあいだには死というものに対する考....
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
いちばんいいのだが、樹林がともしくて燃料に苦しんでいる国柄だから、いきおい水葬か
風葬ということになる。水葬は河に流すのだが、ただ投げこむのではない。手を斬り足を....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ち指図を待たなければならんからです。チベットのいわゆる鳥葬というのは仏法の方では
風葬というもので、チベットでは屍骸をチャ・ゴエ(禿鷲)に食わせるのをもって一番良....
「本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
児を取り出して食うと云うのも、要するにこの習俗が伝説化されたものである。 水葬と
風葬と空葬の三つ 葬法と云えば、土葬、火葬、水葬、
風葬、空葬の五種であるが、我....