風足[語句情報] » 風足

「風足〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

風足の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
お奈良さま」より 著者:坂口安吾
されたらしく、実に実に大きなオナラをたれた。よほど戸締りが開放されきったらしく、風足は延びに延びて港の霧笛のように長く鳴った。 すると隠居は胸に合わせた手をモ....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
り。周囲に樹木の鬱蒼を見るは、いささか趣を添う。 保都城北路、樹満昼陰陰、港上清風足、我来此洗襟。 (保都市の北の道は、樹木がうっそうとしげって昼なおくろぐろと....