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風雅和歌集
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「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
集』から二十一年目、正平元年(貞和二年)十一月九日に、光厳院御自撰で成ったのが『
風雅和歌集』であった。 その後花園院も崩御になって、二条派系の者には、為世の孫....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
学問もあるほうだった。わけて筆をとれば柄にもない美しい文字を書くし、その作歌は「
風雅和歌集」にさえ載せられたほどなのだ。 家柄といえば、曾祖父|高ノ重氏は、か....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
渉にもひけめはとらない。その風貌にも似ず筆蹟は美しい。歌もよく詠む。彼の作歌は「
風雅和歌集」にまで選ばれている。 だが、弟の高ノ師泰となると、だいぶ品がちがう....