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飄乎
「飄乎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
飄乎の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
たら、これから先、お見捨てなくお願いいたしやす」
三斎は、ますます鋭い凝視を、
飄乎《ひょうこ》たる面上に、注がざるを得ない。
土部三斎は、これまでの六十年に....
「三国志」より 著者:吉川英治
く見えなくなった。 船影が見えなくなるまで、※統は岸にたたずんでいたが、やがて
飄乎として、何処へか立ち去った。 その後、呉では、周瑜の柩をさらに蕪湖(安徽省....
「三国志」より 著者:吉川英治
、親衛軍中の屈強五百騎をひきいてそれを追いかけた。 左慈のすがたに追いついた。
飄乎として、彼方へ、びっこをひいてゆくのが見える。――にもかかわらず、いかに悍馬....