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「飛札〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

飛札の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
に及ばずとの仰せに候 さは仰せられ候ものの臣下の者、 談合のうえ、とりあえず先は飛札かくの如くにござ候 月 日 「……御危篤」 宗矩も、兵庫も、呟いた....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
りていると、すぐ一名の役人と、馬預りの小者が飛んでくる。 「昨日、御老中よりの御飛札により、お召しを承って罷りこした宮本武蔵と申すものでござる。控え所|詰お役人....
私本太平記」より 著者:吉川英治
現在、都の探題職には、北ノ六波羅に北条|範貞、南ノ庁には北条|維貞がつめていた。飛札は、その南北探題の連名である。 それによると。 すぐる四月初旬頃より、ま....