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「飛泉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

飛泉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
平ヶ岳登攀記」より 著者:高頭仁兵衛
ない、無数の鱒魚が滔々として物凄く山谷に響きわたって、倒さに銀河を崩すに似ている飛泉に、碧澗から白刃を擲つように溌溂として躍り狂うのであるから、鱒魚の豊富な年ほ....
層雲峡より大雪山へ」より 著者:大町桂月
移り、石柱の下をつたう。いよいよ鬼神の楼閣の室に入りたる也。右崖一欠したる処に、飛泉懸りて仙楽を奏し、一峡呼応す。世に材木巌の奇少なしとせざれども、天上に楼閣を....