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飛行艇
「飛行艇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
飛行艇の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「恐竜艇の冒険」より 著者:海野十三
らない仕事があったからだ。 そこでいよいよ夏休みの初日が来て、ぼくたち二人は、
飛行艇にのりこんで出発した。ははははは、すばらしい冒険旅行の門出である。 飛行....
「人造人間殺害事件」より 著者:海野十三
て僕の姿を探し求めたときには、僕は同志林田と共に、上海《シャンハイ》の上空を飛ぶ
飛行艇の内にあった。....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
大阪|若は東京方面を襲撃せんとするものと信ぜらる。因に、該主力は、百十人乗の爆撃
飛行艇三台、攻撃機十五台、偵察機三十台、戦闘機三十台及び空中給油機六台より編成せ....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
つづけてやった。きょうは尾道と四国との連絡船が停まったと出ていた。PB2Yらしい
飛行艇も、房州の附近へ姿を現わし、高度五百メートルで船を攻撃したという。 タラ....
「大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
木舟」「決死少年」を、 そして、 押川春浪は、「武侠艦隊」「海底軍艦」「空中
飛行艇」を発表して、世の喝采を博した。 その他、 スタンレーの「アフリカ探険....
「恐竜島」より 著者:海野十三
簡単に述べることにしよう。 ケンと玉太郎が発見した飛行機は、二十四人乗りの大型
飛行艇だったのである。 実業家マルタン氏が、島への出発に先立って、十五日しても....
「共軛回転弾」より 著者:海野十三
涎三千|丈の価値あるものばかり。三段式の上陸用舟艇あり、超ロケット爆弾あり、潜水
飛行艇あり、地底戦車あり、珊瑚礁架橋機あり、都市防衛電気|網あり、組立式戦車|要....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
は言下に否定した。今度は僕が周章てる番だった。 「じゃあ、飛行機の中か。それとも
飛行艇か」 飛行機にしても
飛行艇にしても、こんな大きな部屋を持っている筈はない....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
ョンの受影幕が二個並んでいた。そしてどっちにも像がうつっていた。 右のものは、
飛行艇の操縦席と、その後部がうつっている。操縦席には、望月大尉の明かるい顔があっ....
「火星兵団」より 著者:海野十三
「大空艇? 大空艇というと……」
「これは、わしが、かねてこしらえておいた新式の
飛行艇だ。麻布の高台の下に、うずめておいたが、トンネルのような長い部屋と見せて、....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
。どこからともなく、熱帯果実の高い香がただよってくる。 太平洋横断アメリカ行の
飛行艇サウス・クリパー号は、湾内にしずかに真白な翼をやすめていた。それはちかごろ....
「怪奇人造島」より 著者:寺島柾史
、動力所とおぼしい建物もあるし、飛行機の格納庫さえある。しかも、氷上には、単葉の
飛行艇が二機、翼を休めているし、水色の作業服を着た人々が、水晶のように美しい氷上....
「成層圏飛行と私のメモ」より 著者:海野十三
は、成層圏を飛ぶのがいいことは、よく分る。太平洋を越えるのに、今日ではいくら早く
飛行艇で行っても、二日とか三日とかかかるが、これを理想的に完成された成層圏機でも....
「昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
ぐらいの軽巡洋艦が、見はり役になって、紅玉島の近くまで出かけている。 又、七式
飛行艇が、二|艘《そう》、三艘、一隊になって、敵艦の影をさがしている。 旗艦『....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
という計画に違いない。さてコン吉は、そもそも今日は水泳の選手になるのであろうか。
飛行艇《アエロ・キャノオ》の技師になるのであろうかと、しくしく痛む腰を撫でながら....