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食ぶ
「食ぶ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
食ぶの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「丹下左膳」より 著者:林不忘
てきた仲だったが、四十にして家を成《な》さず去就《きょしゅう》つねならぬ泰軒の乞
食ぶりには忠相もあきれて、ただその端倪《たんげい》すべからざる動静を、よそながら....
「裏切り」より 著者:坂口安吾
斜陽族ぶりません。ライスカレーを二枚三枚お代りするにもモジモジしてとても上品に乞
食ぶるのがあざやかでして、週に二度か三度ぐらい、それ以上は来ません。モジモジしな....
「黒い手帳」より 著者:久生十蘭
は忌々しくてたまらんが、抵抗は出来ん。よし行く」といってたちあがった。 彼の貪
食ぶりは言語に絶した壮観で、挑みかかるようにありったけのものを喰いつくすと、喉を....