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食中
「食中〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
食中の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「奇怪な再会」より 著者:芥川竜之介
》の友人のKと云う医者に、こう当時の容子《ようす》を話した。
「大方《おおかた》
食中《しょくあた》りか何かだったんでしょう。始めは毎日長火鉢の前に、ぼんやり寝て....
「明暗」より 著者:夏目漱石
う》の漣※《さざなみ》が立った。
「自分がもしあの従妹の地位に立ったなら」
会
食中の彼女はしばしばこう思った。そうしてその後《あと》から暗《あん》に人馴《ひと....
「海底大陸」より 著者:海野十三
意外だ。どうしておまえだけ眼が見えるのか」 「それはよくわからない。ただぼくは夕
食中、きゅうに気持がわるくなって、自室にひきとったんだ。そして急激な嘔吐に下痢だ....
「愚人の毒」より 著者:小酒井不木
悪寒が始まったかと思うと、高熱を発すると同時に、はげしい嘔吐を催しました。まるで
食中りのようでしたので、たぶん暑気にでも当てられたのであろうと思って、その日は医....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
引き寄せ食い、さてその玉を呑み納む。その玉円く滑らかにして昼青く夜光る。この玉を
食中に置かば諸毒を避く。ただし蛇の毒には利かず。この玉を取らば光を失えども諸動物....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
に火を絶やさず炬火《かがりび》を扱う位の役に立つらしい。ダンテの友が猫に教えて夜
食中|蝋燭《ろうそく》を捧げ侍坐せしむるに、生きた燭台となりて神妙に勤めた。因っ....
「野ざらし」より 著者:豊島与志雄
えに沈んでいたという風に、腰掛けていたのである。――昌作は初め、禎輔が他の客と会
食中なのでこの室に待たせられることと思ったが、一歩足を踏み入れて禎輔の姿を認める....
「ゴルフと「悪い仲間」」より 著者:坂口安吾
の斎藤君到着。一しょに映画を見に行く。 何を書いてよいか見当がつかないから、夕
食中、斎藤君が大声で新聞の「人生案内」をボクによんできかせはじめた。急に気がつい....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
かびでるのが分ってきました。お宅の女中さんの話によりますと、兄さんは失踪直前の夕
食中に今夜一晩は不寝番だからカゼをひいちゃいけないな、厚着しようと呟いておられた....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
。しかしまた何十年ぶりの猛暑だともいわれており、新田義貞の上洛途上では、飲み水や
食中たりで、将士のうちで腹をこわした者が多かった。 「やれ着いたか」 「京が見え....
「歌う白骨」より 著者:妹尾アキ夫
平らになっているのだった。 「これは鼠のような小動物の毛だが、鼠属の毛ではない。
食中動物の毛だ。――そうだ! あれだ! もぐらの毛だよ!」 私はそういって立ち....