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食肉獣
「食肉獣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
食肉獣の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
か、虎はかく人畜を残害するもののそれは「柿食いに来るは烏の道理|哉《かな》」で、
食肉獣の悲しさ他の動物を生食せずば自分の命が立ち往かぬからやむを得ぬ事だ、既に故....
「備忘録」より 著者:寺田寅彦
た。 猫が人間の喜びに相当するらしい感情の表現として、前足で足踏みをするのは、
食肉獣の祖先がいい獲物を見つけてそれを引きむしる事をやったのとある関係があるので....
「オスカー・ブロズキー事件」より 著者:妹尾アキ夫
のではなかった。盗んだり暴力をもちいたりして獲得したものだった。生れつきの本能が
食肉獣的なので、なんの防禦もない宝石を身近にかんずると、それに手をださずにいられ....