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食饌
「食饌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
食饌の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
は日に二度三度も宴会を開き候由《そろよし》。日に二度も三度も方丈《ほうじょう》の
食饌《しょくせん》に就き候えば如何なる健胃の人にても消化機能に不調を醸《かも》す....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
をする。
昨夕来泊した若年の測量技手星正一君にも面会。星君が連れた若い人夫が、
食饌のあと片付、掃除、何くれとまめ/\しく立働くを、翁は喜ばしげに見やって、声を....
「雪霊続記」より 著者:泉鏡花
と言うのが――ここに顕れたのでありました。 一行が遭難の日は、学校に例として、
食饌を備えるそうです。ちょうどその夜に当ったのです。が、同じ月、同じ夜のその命日....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
、今日の神道祭式には認められているが、少なくとも民間の節供思想、すなわち神と人の
食饌を同じくする習慣とは反するのである。ただしシトギはシト打ツなどという語ととも....