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飯料
「飯料〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
飯料の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
まねばならぬ。お屋敷に叱られるので、東京の下肥ひきにも行かねばならぬ。時も時とて
飯料の麦をきらしたので、水車に持て行って一晩寝ずの番をして搗いて来ねばならぬ。最....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
年組は十五歳から二十三歳までをかぎって、村々から人夫を取りたて、昼夜の手当と、昼
飯料《ちゅうはんりょう》をとらせねばならぬ」 対馬守は、今度のお役につき調べた....
「文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
もたくさんに集まるようになると、謝礼といって幾らも受けるではなし、家に寄宿させて
飯料もろくに貰わぬといったような工合で教授が商売になったものではなかった。 都....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
んだのを一緒に炊き込むと一層味が良くなります。 第十一 豆腐飯 これも手軽な御
飯料理で最初にお豆腐をザッと湯煮《ゆで》て笊《ざる》へ揚《あ》げておくと水気が切....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
る女たちの心づかいもちがい、またその材料の出どころもべつであった。朝け夕けの常の
飯料は、ふつうにはげびつ出した。すなわち一日一人の扶持米を、五合と立てた計算のも....