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「飯盛山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

飯盛山の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
不尽の高根」より 著者:小島烏水
ツツジなど石楠花科に属するツツジ類の大群落を探るにあったが、雨が降りしきるので、飯盛山のもうろうたる姿を見たばかり、八ヶ岳へ寄りつけないので、「美し森」は来るべ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
州でも、筑前から薩摩方面で、あなどりがたい猛威をふるい、畿内の近くでさえ、紀伊の飯盛山に叛徒がこもって「世を前代に回せ」と騒ぎだしている。 考えてみると。 ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
先鋒はすすんで田の畔から平野の湿地帯にまですきまもない兵を充て、県下野守の一陣は飯盛山に、また佐々木入道道誉は生駒山の南に――といったふうに、無慮三、四万の大軍....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
ょんぼり見えた。維新史、白虎隊史蹟とはべつに、うたた今昔の感。 さらに、山頂、飯盛山から市街一帯を望むところ、休み茶屋、お土産物屋があり、おもちゃの竹刀を売っ....