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飯碗
「飯碗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
飯碗の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
いた。阿Qの眼から見ると王※よりも劣っている。ところがこの小わッぱめが遂に阿Qの
飯碗を取ってしまったんだから、阿Qの怒尋常一様のものではない。彼はぷんぷんしなが....
「風波」より 著者:井上紅梅
。 趙七爺はずんずん進んで来た。坐って飯を食っていた人は皆立上って、箸を自分の
飯碗に差向け「七旦那、わたしどもと一緒にここでお支度をなさいませ」 七爺は頻り....
「民芸とは何か」より 著者:柳宗悦
から渡った薬壺であったと云われます。そうして茶碗は多く南朝鮮の貧しい人々がつかう
飯碗でした。あの水指や花瓶も、もとはあるいは塩壺とかあるいは種壺とかであったので....