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飲友達
「飲友達〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
飲友達の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
|俳優かい。」 「いんや、馬丁……貞造って……馬丁でね。私が静岡に落ちてた時分の
飲友達、旦那が戦争に行った留守に、ちょろりと嘗めたが、病着で、※の出るほど食った....
「新ハムレット」より 著者:太宰治
になったらしいが、どんなものかねえ。あの人たちは、もうとしをとっているし、まあ茶
飲友達でも作るような気持で結婚したんだろうが、僕には、やっぱり何だか、てれくさい....
「薄紅梅」より 著者:泉鏡花
いているのであったら、ここでぷッつりと数珠を切る処だ!……思えば、むかし、夥間の
飲友達の、遊び呆けて、多日寄附かなかった本郷の叔母さんの許を訪ねたのがあった。お....
「明日」より 著者:井上紅梅
門を閉めて寝るのだが、夜の夜中に睡らぬ家が二軒あった。一つは咸亨酒店で、四五人の
飲友達が櫃台を囲んで飲みつづけ、一杯機嫌の大はしゃぎ。も一つはその隣の單四嫂子で....
「殺人迷路」より 著者:佐左木俊郎
星田代二という探偵作家の出現当時から疑惑の眼を向けていたのだよ。君も、僕と星田が
飲友達だってことを知っているだろうが、元来、僕が星田に近づいて行ったのも、なんと....