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「餅網〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

餅網の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新版 放浪記」より 著者:林芙美子
五銭。 皿 弐拾銭。 二枚。 間代日割り 六円。(三畳九円) 火箸 拾銭。餅網 拾弐銭。 ニュームのつゆ杓子《しゃくし》 拾銭。 御飯杓子 参銭。 ....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
《しょうべえ》が違うのをしらねえか、どうしても頭に網をかぶせたきゃあ、そこにある餅網《もちあみ》でもかぶれ。」 泣いていた娘と、青ぶくれな、お玉じゃくしのよう....
放浪記(初出)」より 著者:林芙美子
弐拾銭 二枚。 間代日割り 六円。(三畳九円) 火箸 拾銭。餅網 拾弐銭。 ニームのつゆ杓子 拾銭。 御飯杓子 参銭。 ....
夏日小味」より 著者:北大路魯山人
よい。まず揚げ豆腐の五分ぐらいの厚さのもの(東京では生揚げと称しているもの)を、餅網にかけて、べっこう様の焦げのつく程度に焼き、適宜に切り、新鮮な大根おろしをた....
魚紋」より 著者:吉川英治
云いましたが』 『金はバラでだろう?』 『いいえ、七百両みんな封金で、そいつを、餅網に入れて口を縛ってあるとの事ですから、川の水が増しても、流れて場所の変る気づ....