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「養老保険〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

養老保険の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夫婦善哉」より 著者:織田作之助
》に葬式が出来た。おまけにお辰がいつの間にはいっていたのか、こっそり郵便局の簡易養老保険に一円掛けではいっていたので五百円の保険料が流れ込んだのだ。上塩町に三十....
道標」より 著者:宮本百合子
らね。――比較的楽にやっていますよ。ウィーン市は労働者に失業手当はもとよりだが、養老保険も出しているから……」 伸子たちが日向ぼっこしている場所から離れて、建....
伸子」より 著者:宮本百合子
て……」 「ほんによ、……フフフフ」 伸子は、おとよさんが行先に不安を感じて、養老保険でもかけるように、結婚しようと焦っているのがはがゆくもあり、哀れでもあっ....
ソヴェト・ロシアの素顔」より 著者:宮本百合子
は、亭主は一人の労働者として、失業保険を有《も》っているし、また健康保険もあり、養老保険もある。それから家族があれば、家族に準じたパーセントでそういうものを増し....
ソヴェト労働者の解放された生活」より 著者:宮本百合子
いうのがソヴェト同盟の理想だ。 集団農場、工場は診療所をもっている。傷害保険、養老保険は、手前の賃銀からサッ引かれることはない。国家が負担する。一年一ヵ月ずつ....
「我らの誌上相談」」より 著者:宮本百合子
、キット失業保険がある。妻子があればその分だけ割増しがつく。六十歳までよく働けば養老保険さえ出るから、安心して職務につくせる。 女の幸福、子供の幸福のためには....
幸福の建設」より 著者:宮本百合子
自分の能力を良心的に十分働かせてゆけば、その社会から働いているものという意味で、養老保険も失業保険も健康に対する保険も、母性保護のいろいろな設備、つまり村の産院....
共産党公判を傍聴して」より 著者:宮本百合子
たのだから、プロレタリアートの国ソヴェト同盟では、国庫全額負担の失業手当があり、養老保険があり、小学校から大学まで労働者にとっては無料であると語る時、なみなみで....