饗饌[語句情報] » 饗饌

「饗饌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

饗饌の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
老狸伝」より 著者:佐藤垢石
たのであるという報せである。ご馳走が、極端に払底なこの頃の世の中に、まことに難い饗饌だ。 私は上州、会津、雄鹿半島、紀州、丹波、信濃、満州などの狸を食ったこと....
すっぽん」より 著者:佐藤垢石
田楽にこしらえて舌端に載せた味覚は、永く私の記念となろう。けれど、この頃|魚漿の饗饌には少々飽いたような気がしている。なにか他の、豊美な滋味を味わってみたい、と....