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「首っ丈〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

首っ丈の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
した名誉慾だ。又、呉青秀自身の男ぶりと、天才に相応した名声に惚れ込んで、ゾッコン首っ丈になっている新夫人から、身も心も捧げられた、新婚早々の幸福さに有頂天になっ....
黒百合」より 著者:泉鏡花
間に突立ったのは島野紳士。今めかしくいうまでもない、富山の市で花を売る評判の娘に首っ丈であったのが、勇美姫おん目を懸けさせたまうので、毎日のように館に来る、近々....