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首を刎ねる
「首を刎ねる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
首を刎ねるの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真田幸村」より 著者:菊池寛
、何条汚く生き延びることを計らんやと。信幸怒って将に幸村を斬らんとした。幸村は、
首を刎ねることは許されよ、幸村の命は豊家のために失い申さん、志なればと云った。昌....
「「沈黙」の話」より 著者:豊島与志雄
ろしいから隣国の使者に応対出来る者を探させ、もし見付からなかった場合には、一同の
首を刎ねると申渡した。 使いの者たちが八方に飛んだ。そのうちの或る者が、城下の....
「秘密の庭」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
も殺せるのに、なぜ無格構な軍刀等で殺したのかという事ですな」 「人間は刺針等では
首を刎ねる事は出来ません」と坊さんはおだやかに云った、「しかも、この殺人には、首....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
はなんの罪もないことがわかった、というのだった。そう話す様子は平静らしく見えた。
首を刎ねる、などという言葉も、冗談半分の、強がりの一句でもあったろう。しかも、彼....
「三国志」より 著者:吉川英治
。 「こよいのことは、断じて、他言は相成らぬぞ。もしほかへ洩らした者あらば、必ず
首を刎ねるからそう心得よ」 やがて、夜も更けて。 孫堅は、自分の陣へこっそり....
「三国志」より 著者:吉川英治
ったが、このみじめな敗戦に、漢中の張魯は激怒して、 「それ以上、退く者は、即座に
首を刎ねる」 と、厳重な督戦令を出した。そのため楊任は、ふたたび陽平関さして、....