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首抜き
「首抜き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
首抜きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「義血侠血」より 著者:泉鏡花
たりき。 折から磧の小屋より顕《あら》われたる婀娜者《あだもの》あり。紺絞りの
首抜きの浴衣《ゆかた》を着て、赤|毛布《ゲット》を引き絡《まと》い、身を持て余し....
「伯爵の釵」より 著者:泉鏡花
イと声を揚げて弟子が二人、幕の内で、手放しにわっと泣いた。 赤ら顔の大入道の、
首抜きの浴衣の尻を、七のずまで引めくったのが、苦り切ったる顔して、つかつかと、階....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
を演った。今夜は野遠見《のとおみ》へ、あかあかと銀紙の月さしだし、月下、艶かしい
首抜き浴衣の悪婆を中心に、またしても世話だんまりを身振り面白く展開させた。 そ....