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首相
「首相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
首相の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「M侯爵と写真師」より 著者:菊池寛
しに行く大臣や元老などという連中から、よく気に入られるようです。 去年死んだ前
首相のT伯爵などにも、たいへん知遇(というと大げさですが)を得て、杉浦が行けば、....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
えられます。かくてドイツが南下するや、仏軍は遂に抵抗の実力なく、名将ペタン将軍を
首相としてドイツに降伏しました。 このように考えますと、今次の戦争は全く互格の....
「新日本の進路」より 著者:石原莞爾
方式を採用せねばならぬ。アメリカ式やソ連式では、よしトルーマン大統領やスターリン
首相がみづから最高のスタツフを率いてその衝に當つても、建設は成功し難いであろう。....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
、国民学校授業停止の発表があった頃)に比べると、だいぶ静かになったようだ。 ◯新
首相、鈴木貫太郎大将は、昨夜新任挨拶を放送した。「政治には素なり、八十に垂んとす....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
の必要を感じて従来の大宝令的官制を廃し、新たに西洋に倣いて内閣を置き、伯自らその
首相となりて大いに更始するところありき。けだし立憲政体の準備をその口実となす。伯....
「火星兵団」より 著者:海野十三
ものを着ている。
千二から見れば、だれもかれも、みな、おなじような顔に見えた。
首相モンモンが、まえにすすみ出て、博士にあいさつをした。
「蟻田博士でいらっしゃ....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
殊な国情にあって、誰がやっても外国貿易に活路を見出す以外には仕方がない。 吉田
首相をアッサリ保守反動ときめつけるけれども、彼の直截簡明な判断には見るべきところ....
「明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
盤といい、こういう怪物が日本に限って実在化するのは、当人には助からない話である。
首相が議会で行った演説によると、大戦は遠ざかったそうである。 なるほど、大戦は....
「外務大臣の死」より 著者:小酒井不木
た。この会合は、ある重大な政治的、外交的の意味をもって行われたのであって、当夜は
首相をはじめ各国務大臣夫妻、各国の使節夫妻、その他内外の顕官が招待されて一堂に集....
「仲々死なぬ彼奴」より 著者:海野十三
到るところで物を言った。現に××内閣で帆をあげている大蔵大臣の如きは、実力に於て
首相を凌ぐと取沙汰されているのも、実はといえば、この大熊老人が特に大蔵大臣の尻押....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
約に挙国の不平が沸騰した時に偶然東京朝日の編輯局で書いた「ひとりごと」と題する桂
首相の心理解剖の如きは前人未着手の試みで、頗る読者に受けたもんだ。(この一編は全....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
日、角藤定憲、大阪に死す、四十一歳。壮士芝居の開祖なり。 ○二月二十五日、西園寺
首相邸に晩餐会あり、芝翫、八百蔵、高麗蔵などの歌舞伎座幹部俳優みな招待せらる。 ....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
リカ大統領就任、ダレス氏の国務長官就任、その巻きかえし外交の進展、ソ連スターリン
首相の死、マレンコフ新
首相の就任と動く中にも、世界は一種の引締って行く姿を見るの....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
岡議長から『片山哲君が内閣総理大臣に指名されました』と宣告した。「松岡議長に片山
首相」私はいまこそ社会運動三十年の夢が実現したのだと思い、涙がぽろぽろこぼれてく....
「西園寺公の食道楽」より 著者:北大路魯山人
五月の大事変(注・昭和七年五月十五日、陸海軍将校ら
首相官邸などを襲撃、犬養
首相を射殺した、世に言う五・一五事件)直後、緊張しきって....